こんばんは。
投資不動産コンシェルジュの星川です。

6月23日の英国国民投票の結果に世界中が衝撃を受けました。

何十年後の歴史の教科書に「2016年6月23日に英国国民はEUからの離脱を選択しました。」と記載されるのかもしれませんね。

日本時間の24日は投票結果が判明し、僅差で残留派が勝利すると思われていたところに離脱派が勝ったため、世界中で金融市場は大荒れ、日本でも急激な円高で一時99円台まで上がり、株も1,200円も下がり株安となりました。

英国はEUに対して有利に交渉を進めようとしていますが、EUも厳しい態度で臨んでいます。離脱までに2年の猶予がありますが、今後の先行きの不透明感から世界経済の不安定な状態は続くと思われ、注意が必要です。

 

英国にとって離脱のメリットはEUに拠出してきた1兆6000億円ものお金を自国で使えるようになることです。

また、EUに縛られない自由な経済政策をとれるようにもなります。

マイナス面としては、GDPが-5.6%になると試算されている経済の打撃です。

今まで関税がかからなかったEUとの貿易において、関税がかかるようになるかもしれません。
英国国民の意見がほぼ半分に割れたため、国民間の分断もマイナス要素です。

英国とEUが新たに結ぶ貿易協定次第でどうなるかはまだわかりませんが、EUは経済で現在2位の地位を占める英国が離脱することで大打撃を受けます。

EU内の一部の国では極右政党が盛り上がりを見せていますし、反グローバル化の動きが世界各国に大きな試練を突き付けています。英国同様、EUへの不満が各国で噴出するかもしれません。

そもそも平和なヨーロッパを作るために出来たEUですが、各国が自国の事情に重きをおくためにバラバラになってしまわないことを切に願うところですね。

日本にとってはポンドの不安定感から円高が続く可能性があり、ここ数年の円安、株高を進めてきた政策がデフレ・円高・株安の時代へ逆戻りしそうです。

また、日本の企業は英国に1000社以上進出しており、英国に本社がある企業はEU内で営業できていた業務が滞る可能性から、今後の企業方針を見直さなければならないかもしれません。

英国にもEUにもそして日本にもかなり影響を及ぼす国民投票の結果となりました。国民投票のやり直しを求める署名活動もされていますが、キャメロン首相の発言からやり直しの可能性は低いと思われます。

新しい一歩を踏み出した英国の大きな選択を機に、EUは大きな岐路に立っています。エリート層がEUのメリットを説いても、生活苦や負担増を嫌う大衆はNOを突き付けました。投票から10日経ちましたが、世界各国が連携し、「EU崩壊への道」ではなく「EU協調への道」を選択することを願います。

氏 名 星川 隆夫(ほしかわ たかお)
資 格 不動産コンサルティングマスター
賃貸不動産経営管理士
宅地建物取引士
出 身 東京都大田区
趣 味 テニス、ゴルフ
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